ヤツデの双葉はハート型
種を蒔いた記憶のない場所から発芽したものも、とりあえず様子を見ることを基本としています。ハート型の双葉がかわいらしく、それがなかなかの元気よさなので植木鉢に入れておいたところ、どうやらヤツデであることが判明しました。
大きな二枚の葉の影になっていますが、葉切れ込みのある葉が出てきました。普通、本葉が出た頃には双葉はしゅんとするものですが、こちらはむしろさらに元気を増す双葉。
しかし、種なんて蒔いていないのになあ。鳥が、運んできた、ということかと想像しています。これからどうなっていくのか、楽しみです。下の写真のヤツデのように大きくしないで、小さくかわいく育てたい、と考えていますが、はたして・・・。
挿し木のウメ(梅)を鉢上げしました
赤いウメが満開に咲いている状態でいただきました。咲き終えたあとに、ダメモトで挿し木にチャレンジ。枝を5センチほどに刻んで5本ほど挿してみたのですが、何とか根付いたものを鉢上げしてみました。
発根剤なるものがあって、それを使えばもっと根付く確率が高くなるのでしょうけれど、出来るだけ自然のままに、と考えています。実生(みしょう)もなかなかにうまくいったし、挿し木も、このウメ以外に、ケヤキやボケ、ツゲなど、なんとか根付いているようです。もちろん、100パーセントとはいきませんが。
挿し木したウメは、葉が全部落ちてしまったものもありましたが、しばらくしてから小さな葉が出てきたものもありました。「おお、だめか」とすぐにあきらめてはいけないものなのですねえ。逆に、以前、「根付いた~」と勢い込んで鉢上げしたら、時期が早すぎたがのかだめだったこともありました。陽気にも左右されるのでしょうし、なかなかむずかしいです。しかし、だからこそ楽しい。
9月は、植物はもちろん、私のほうも作業がしやすい時期なので、植替え作業を進めたいと思っています。
小さなクルミ(胡桃)の木
昨年の秋に蒔いたクルミの実。春になって発芽しました。直径が15センチ、5センチ、3センチと三種の植木鉢に植え替えて夏を過ごしました。下の写真は、5センチのもの。高さは15センチほど。
真上から見た写真。
直径15センチの植木鉢のほうは、50センチを超える高さになりました。クルミは巨木になるようで、あんまり大きくなられても困るのでおさえ目で、と思っていますがこのところちょっと元気がなく、根詰まりしてしまっているのかも。もう少ししたら植え替えをと考えています。
実を蒔く時に、筋のあるところを上向きにするようにとのことでしたが、確かにその部分から双葉が出てきて、しばらくしたら二つに割れました。クルミの殻はほんとうに固くて、簡単には割れないもの。しかし、それを割って成長するのですからすごいものですね。クルミの実には栄養がたっぷりな訳です。
コダカラベンケイソウ(子宝弁慶草)の子供たち
3月に「すごい繁殖力なので」という言葉と共にうちに来たコダカラベンケイソウ。確かに、なんだかすごいことになってきております。
当初は、長さ5センチほどの親となる葉が4枚だったのですが、それがみるみる大きくなり、さらに葉の周りには数える気分にもならないほどの子供たちが。
今は、親の葉のほうは当初の倍の10センチくらいの大きさになり、植木鉢から飛び出しています。写真は家の中で撮ったのですが、普段は屋外なので、ちょっとした時に子供がこぼれ落ち、ひろっているうちに、右の植木鉢のような状態になりました。しかも、もう一鉢、あるのです。
こぼれ落ちるたびに拾っていましたが、この成長ぶりからは、これは本当にたいへんなことになるなあ、と。コダカラベンケイソウに占領されている我が家が脳裏に浮かびます。
あな、恐ろしや。ビッグダディとか、ねずみ算どころの騒ぎではありません。しかし、子供たちはほんとうにかわいらしく。小さな花のようでもあります。かくなる上は、植木鉢の上限を決め、それ以上に増やさないようにしなければなりません。あとは、どんどんと嫁に出す、かしら。
嫁入り前の子供たち