小さな植木 ~small plant~

我が家の植木たちは今、こんな様子です。

ドングリとモミジ

昨年の秋から「実生(みしょう)」を始めました。今日の写真は、ドングリとモミジ。

ドングリとモミジ

ドングリとモミジと書きましたが、種類はわかりません。図鑑などで見た「感じ」では、コナラとヤマモミジかなあと思いますが、確信なし、です。

大空に向かってすくすくと伸びているメタセコイヤユリノキは、気持ちも大きくなるようでいいなあと思いますが、手の中に納まりそうな小さな植木もとても魅力的だ感じています。毎日水遣りをして、芽吹くのを待ったり、伸びすぎた枝や茂った葉を切っていいかどうか迷いつつエイッとハサミを入れ、その後の成長を心配したり。小さい小さい楽しみに浸っています。

しかし、ねえ。なんといってもウキウキ弾みそうに楽しかったのは、この春。発芽するだろうか、するとしたらいつなのか、と待ちかねて発芽の兆しを見つけ、毎日目に見えてぐんぐん大きくなっていった頃です。なにしろ初めてのドングリ・モミジの実生でしたので。Webサイトや書籍で情報は得ていたものの、我が家ではどうなのか、今年の気温は、ドングリの状態は、モミジの種は、など、やってみないとわかりませんね、と感じていたのです。

それが、春めく陽気とともに、ひとつ発芽すると、あれよあれよという間にどんどんとかわいらしい双葉が出てきて、そのうれしかったこと。今思い返しても、にっこりしてしまいます。

モミジの発芽

上の写真はモミジの双葉から、本葉が出てきたときの様子です。植木鉢は見る間にぼうぼうになっていったのでした。発芽率はもしかしたら100パーセントに近い状態だったかもしれません。

その後、根が安定した様子を探りつつ植木鉢に植え替えましたが、小さいまま育てたいもの、ちょっと大きくしたいもの、地植えで思いのたけ、という分け方で、どれもそれなりに成長中です。地植えのものはもう30センチ以上になっています。

成長の具合によって、手当ても異なります。今は最初のころのワクワクはなくなったものの、これからどうなっていってほしいのか、行く先を考えつつながめています。なんとなく、子育てにも似ているような。