小さな植木 ~small plant~

我が家の植木たちは今、こんな様子です。

実生のマツ

昨日は実生のドングリとモミジをお目にかけましたが、今日は、マツです。

マツ

昨年のちょうど今頃、敬老の日のプレゼントに松の盆栽を、というネットマガジンの広告を見ました。いわゆる盆栽ではない小さい松が、それはそれはかわいらしく思いました。インターネットでいろいろ見ていたら、松ぼっくりから種が取れて、それを蒔くと発芽する、ということを知りました。実生です。

9月にカサの開いていない松ぼっくりをとってきて、乾燥させると、カサが開きそこから種が取れることや、蒔き方や蒔く時期なども、ていねいに解説してくれているサイトがあります。

マツの種

本来は3月に蒔いて、気温の上昇と共に発芽、となるようですが、種採取後にすぐに蒔く「とりまき」にチャレンジしてみました。「松の種を蒔く時期を待つことが出来かねて」。アナウンス部の練習ではありませんが。あはは。

マツの発芽

ミズゴケに種を蒔いてリビングで管理。だめかなあと思った頃に「もやし」のような芽が出てびっくりでした。ひと月くらい過ぎてからのことです。発芽後は、頭にかぶっている種の皮(帽子みたい)がとれるまで10日くらいかかりました。針のようなマツの葉がふっくりふくらんで来る様子は、本当にかわいらしく、いつ帽子を脱ぐのかと…。

帽子を脱いだあとも、しばらくは帽子の跡がついていて「~」状になっています。だんだん直線となり、その後は真ん中からさらに葉が出てくるのです。

モミジ同様に結構な発芽率で、「子ども松林」となりました。その様子は、また、今度。